先日、人生で初めてダメージデニムを履いたのですが、足を通した瞬間にダメージ部分の横糸を切ってしまいました。
まさか履く時に足がダメージ部分に入ってしまうなんて思いもしませんでしたし、デニムの糸がこんなに簡単に切れてしまうなんて知りませんでした。
私と同じように、「ダメージデニム の横糸が切れてしまい、元に戻したい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
私も、ダメージ部分は丸々穴が空いているよりも横糸が繋がっている方が好みなので、試しに直してみようと思い立って直してみました。
結果はこちらです!
どうですか?
千切れた糸が、何事もなかったかのように繋がっていませんか?
アップで見てもそれほど違和感ないので、普通に履いてる分には、絶対に「この糸一度千切れたのを直してる!」なんて分からない仕上がりです。
手芸や裁縫に知識があるわけではないので完全に自己流ですが、簡単に出来たので方法をご紹介します。
使用するもの
- 裁ほう上手
- アイロン
- 当て布(汚れてもいいもの)
- アルミホイル
- くし
今回は布用接着剤『裁ほう上手』を使用しました。
大きさが3種類くらいあり、値段もそれによって違います。
「デニムの修復以外に使用することはなさそうだから、安い方がいい」という方には、お手頃価格の一番小さいサイズがおすすめです。これでもたくさん余ります。
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こちらを使用する際は、アイロン(レビューによるとドライヤーでも可らしい)と、当て布が必要です。
あとは、アルミホイルか不要な紙が少々あると便利です。
糸を繋げる手順
布用ボンドが出てきた時点でお気づきかと思いますが、、
糸をただ繋がるようにくっ付けただけです。
こんな風に千切れています。
糸の流れを整える
糸をほぼ一本ずつに広げるように、櫛で梳かします。反対側も同様に。
それぞれの糸がなるべく交差したり、複数で集まったりしないよう、
左右のだいたい同じ位置の糸同士がくっ付くよう形を整えます。
(私はカメラで撮影するために両手を使えなかったので、他の部分に影響がないようアルミホイルの上でやっていますが、
手で持ちながらの方がやりやすかったです)
裁ほう上手を塗っていく
アルミホイルまたは不要な紙に裁ほう上手を少量出し、付属のヘラに付け、
糸同士をくっつけます。
裁ほう上手は透明なので、付け過ぎたりはみ出たりしても見た目に全く影響ありません。
その反面、他の場所に付いても分かりづらく、余計なところまでくっ付いてしまう場合もあるのでご注意ください。
なるべく一本ずつの糸に見えるよう、櫛で梳かしたりしながら形を整えて
私は大雑把で適当なので、こんな感じで十分満足です。
上手な人がやったら、もっと自然に出来るのかな。
そして説明書どおり、当て布をしてアイロンをかけます。
完成!!
全ての工程が終わったところです。
どこが直したところか、分かりますか?
正解はここです!
たしかにちょっと糸が集まってて直線で、不自然さはありますが、人のダメージデニムの穴の部分、そんなに凝視しませんよね。
だから多分誰にもバレない。
全体だとこんな感じで、
なんと、このダメージ部分の中で、直してる部分が5、6個あります。
一度千切ったのに全く学習せず、次回以降も履くとき穴に足突っ込んでまた横糸切りました。
切っては直すを繰り返したのですが、『裁ほう上手』があればすぐに直せるので、
「また切れちゃった!」というときでも全然焦りません。
「あ、またか。直そ。」くらいの感想です。
さすがに今では反省して、椅子に座ってゆっくり履くように心がけています。
まとめ
簡易的な処置ではありますが、ダメージデニムの切れた横糸を、出費もおさえて簡単に直す方法を紹介しました。
私と同じように、ダメージ部分の横糸が切れてしまい困っている方は、ぜひお試しくださいね。
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