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「たなばた用の笹を用意したのに、しおれて葉が丸くなってしまった!」
「たなばた当日まであと数日あるから、笹をきれいに保存しておく方法が知りたい。」
という方は多いのではないでしょうか?
実はわたしも、たなばたの前に笹を用意したものの、しおれて丸まってしまった経験があります。
しかしながら試行錯誤の結果、笹の葉っぱを復活させることができ、二日後のたなばた当日まで復活させ続けることができました。
さらには七夕後も、処分する日まで復活させ続けることができたのです。
基本的には復活した効果が持続するわけではなく、しおれて復活させてを繰り返すことになるのですが、写真を撮る間や七夕パーティーの間など短時間なら葉がピンとしたきれいな状態が続きます。
さらに、復活させるのは何度でも出来ますので、少し手間はかかりますが何日間でも毎日ピンとした笹を見ることができます。
2種類の方法を紹介するので、やりやすい方法をおためしください。
また、この記事では
- しおれて丸まった笹の葉をピンとした状態に復活させる方法と
- ピンとした状態を維持させる方法
の二つを紹介しています。
この二つをあわせていただくことで、ピンとした葉の状態長く続かせることができます(復活させる手間が減る)ので、最後までお読みいただければ幸いです。
笹はしおれるのが早い!!!
7月6日の午前10時頃、知り合いから七夕用に笹をいただくことが出来ました。
しおれてしまわないように濡らしたキッチンペーパーを切り口に巻いておいたのですが、14時になると葉っぱがくるっくるに丸まっていることに気づきました。ほぼ全部です。
もらったときは綺麗な形だったのに、数時間でこんなにしおれてしまったら、明後日の七夕まで維持するなんて絶対無理です。
とても立派な笹だったのでなんとか復活させたいと思い、調べたり試行錯誤をしました。
笹は茎を水につけても復活しない
簡単に結果だけ説明しますと、笹は茎の切り口から水分を吸収する力がとても弱いようなので、花瓶に花を挿すように茎を水につけてもしおれた葉は復活はしません。
それだけでなく、ピンとした状態を保つことすらできません。
それなら、葉っぱから水を吸収させてみようと思いつきました。
しおれて丸まった笹の葉を復活させる方法2選
手軽さや復活にかかる時間が違う2種類の方法を紹介しますので、お好きな方法、適した方法を選んでおためしください。
どちらの方法も葉っぱを復活させるだけの方法なので、そのまま飾るとまたしおれてしまいます。
ピンとした状態を維持する方法は後半に紹介しているので、そちらとあわせてためしてください。
【方法1】水を張った浴槽に漬ける
水を張った浴槽で全体が入るように浸ける方法です。
(すでに飾りが付いている場合には、一度全て外さないといけないのですが…)
浴槽に入れるのに抵抗があったので、最初は濡らした新聞で包んでさらにゴミ袋で覆うことを試みたのですが、濡れた新聞紙がボロボロ破れて全く包めませんでした。
そのため、浴槽は洗えばいいかと開き直り、笹を浴槽に入れることを決心しました。
ちなみにお湯ではなく水にしました。
浸けている間に一度裏表をひっくり返し、満遍なく水に浸かるようにしました。
見事復活!!!
念のため2時間つけましたが、様子を見て葉の状態が良くなったらひきあげてください。
いずれ数時間でしおれてしまいますので、長く水にひたしても意味はないかなと思います。
一度しおれたようには見えませんね。
【方法2】飾り付けをしてある場合は霧吹きで
飾りが付いていると浴槽に浸けることは出来ないので、飾りを付けたまま葉を濡らす方法を考え、霧吹きを使ってみました。
霧吹きの場合は浴槽に浸けた場合と違い、霧吹きだけではすぐに水が蒸発して葉を復活させられないと考えたので、葉を濡らしてすぐにゴミ袋で覆いました。
ゴミ袋に入れてから数時間はまだ葉が丸まっていましたが、一晩置いたら綺麗に復活しておりました。
注意事項:水性ペンで書いてある飾りは外して!
飾りが付いている場合の注意点は、水に弱いペンを使っている飾りや大事な飾りは外しておいた方が良さそうです。
娘が幼稚園から持って帰ってきた飾りは水性ペンで願い事が書いてあったようで、にじんでしまいました。
直接水がかからなくても、ゴミ袋の中の湿気を吸ってしまうと思うのでご注意ください。
二つの方法の比較
浴槽の水につける方法と、霧吹きで水をかけてゴミ袋で覆うという二つの方法を紹介しましたが、どちらも同じように復活します。
浴槽のメリットは、復活が2時間弱と早いこと・葉の様子を確認しやすいこと、デメリットは、飾りを外さないといけないことと、浴槽に水を張ったりそのあとに掃除をしたりと、手間が多いことでしょうか。
一方で、霧吹きのメリットは飾りをはずす手間も最小限であること、デメリットは復活まで時間がかかること、です。
浴槽 | 霧吹き | |
メリット |
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手間が最小限 |
デメリット |
手間が多い |
復活に時間がかかる |
復活後そのままにしておけば再びしおれてまうのはどちらも同じなので、お好みの方法をおためしください。
ピンとした状態を持続させる方法
次は、しおれたとは思えないくらいピンと元気になった笹の葉を、今度はしおれさせずにこのままの状態で保存する方法です。
復活させても、そのまま飾っていたらまた数時間で笹の葉はしおれて丸まってしまいます。
この方法で保存しておく、ピンとした状態を維持させることができるので、当日のたなばたパーティーや写真撮影まではこの方法で保管しておくのがおすすめです。
では方法をご紹介します!
水分を葉につけたままゴミ袋をかぶせる
浴槽につけた場合は水から引き揚げる際に水切りをせず、葉にまだたくさん水が付いた状態のままゴミ袋をてっぺんの方から被せます。
霧吹きの場合はすでにゴミ袋に入っていて、葉っぱもきれいに復活していると思いますので、そのままでOKです。
こちらも、霧吹きで復活させるときと同様に、水性ペンで書いた飾りはにじんでしましますので、水性ペンで願いごとを書いた短冊や飾り、それ以外にも大切な飾りははずしてからお願いします。
しおれずにピンとしていて、これなら七夕まで長持ちするかも!と期待できますよね。
袋より笹の方が大きい場合でも、笹の先端の方は茎が細く曲がりやすいので、先端を袋の中でやや曲げるとたくさん収まると思います。
私もそうしていたのですが、袋から出してみるとすぐに元の真っ直ぐな形に戻りました。
それでも下の方が入らないときは、水を付けたラップを巻いたりすればいいと思います。
ちなみにわたしは1.5mくらいの笹の葉を45リットルのゴミ袋に入れました。
もっと大きな笹の場合は、大きなサイズのゴミ袋を用意したり、入りきらなかった下の方の部分にはもう1枚ゴミ袋を用意して切り開いて巻きつけるなどためしてみてください。
▼もっと大きなゴミ袋もあります▼
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酢水は効果よりもデメリットが気になる
笹を長持ちさせるのに、切り口(茎)を酢水に浸けるという記事をネットでいくつかみつけました。
「長持ちするならやってみよう!」と、ペットボトル(花瓶の代わり)に酢水を入れて茎をひたしてみたのですが、酢は本当に必要なのかという疑問が生まれました。
一度復活させてすぐに酢水に入れても葉は丸まってしまったので、私は酢水の効果が感じられませんでした。
さらに、笹を包んでいる袋を開けたときの香りが苦手です。
ペットボトルの中身を水道水のみに変更して様子を見たいと思い、
翌日もう一度袋から出して浴槽に浸け、
今度は水道水が入ったペットボトルに入れてからゴミ袋で覆って保管しておきました。
そして笹の様子がこちら。
まだピンとしています。
保管するときの水は、私個人の見解ではにおいに耐えられない場合は酢水じゃなくてもいいかなと思います。
袋を開けたときのにおいも、多少はしますが酢水のときほど酷いにおいではありませんでした。
最終結果
「飾る→しおれる→復活」を何度も繰り返し、ゴミの日に処分するまでピンとした葉っぱに復活させ続けることができました。
復活の回数にも制限はなさそうなので、七夕前にしおれてしまった場合でも完全に枯れてしまわないように毎日定期的に復活させておけば、ピンとした葉で当日を迎えることができると思います。
ちなみに、しおれることがない造花の笹もあるようなので、「復活とか保存とかしたくないけど、しおれずきれいなままずっと飾っていきたい!」という方にはこちらがおすすめかもしれないです。
サイズもさまざまなので、用途にあわせて選べます。お届けが間に合うようでしたら、ぜひ!
▼ご家庭で飾るのにちょうどいいサイズの120㎝。見た目も本物の笹のようなクオリティで、特に葉の色がリアル!お手頃価格も嬉しいです♪
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▼施設やイベントに2mのビッグサイズ!この価格でスタンドまで付いています。その分、幹や枝がおもちゃっぽい感じがしますが…
組み立て式なので、使用後はコンパクトに収納できるとのこと。
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▼こちらもお祭りや園での七夕にぴったりの210㎝!少しお高めですが、葉も枝も幹も本物の笹にそっくりなクオリティ!こちらも組み立て式です。(スタンドなし)
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▼こちらも210㎝のビッグサイズで、スタンドセットです。葉と幹も本物に近いクオリティ。
組み立て式で専用収納箱付きなので、コンパクトに収納できます。
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造花でも本物のようなクオリティに驚きました。
「水に浸けるとか水をかけるとか面倒!」という方は、一度買えばずっと枯れずに飾れる笹の造花も検討してみてくださいね。
まとめ
- 飾りがついていない(取り外すことができる)場合▷浴槽に浸ける
- 飾り付けをした場合▷霧吹き+ゴミ袋
というように二つの方法を使い分けるのがいいと思いました。
またピンときれいな状態になった笹の葉を維持させたい場合は、ゴミ袋で覆って水分が逃げないようにしておいてください。
しおれてしまった笹をなんとか復活させることが出来ましたが、この方法では復活させている間(浴槽に浸けている間・ゴミ袋をかぶせている間)は飾ることができません。
飾りながらも、しおれるのを防ぐことが出来たらいいのになぁと思っています。
また笹をいただく機会があればまたチャレンジしてみます!
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