ここ数年、コートやジャケットなどのアウターの中に、薄手のダウンジャケットを着る“インナーダウン” が浸透してきたように思います。
ダウンジャケットをコートなどのアウターの中に着れば、
真冬には寒くて着られないコートも温かく着られるようになります。
しかし、
「コートの下にダウンジャケットを着たら、ダウンジャケットがはみ出て丸見えなんじゃないの?」
と心配な方、または実際に試してみてインナーダウンがはみ出してしまったという方がいらっしゃると思います。
特に、コートの前を開けて着るのが好きな方はそう思いますよね。
この記事では、コートの前を開けても、インナーダウンがはみ出ない方法をご紹介します。
「ウルトラライトダウンがコートからはみ出なければいいのになあ」
と思っている方、必見です。
しかもこの方法は道具は一切不要で、その場ですぐに出来るんです!
偶然出来た裏ワザなのですが、自分で天才だと思っています(笑)
ぜひ試してみてください。
インナーダウンを隠す手順
一瞬で、しかもとても簡単に出来ます!
では始めます。
ポケットに手を入れる
ポケットの中に手を入れて、中から○印で囲んであるポケットの外側の角を掴みます。
やりづらかったら反対側の手を添えて、しっかり外側の生地まで掴んでください。
ポケットを引っ張り出す
外側の生地も一緒に掴んだまま、ポケットから引っ張り出します。
完成!
ジャケットの裾が外側を向き、胸元部分も外側に広がっているのが分かりますでしょうか。
飛び出たポケットが気になりますが、コートを着てしまえば重みで潰れるので大丈夫です。
コートを着ても見えません。
ぱっと見、インナーダウンを着ているなんて分かりませんよね?
でも、首元を見てください。
しっかりインナーダウンも着ています!
襟を折れない旧作でも出来ます
こちらは2016年に購入したもので、胸元をV字に折ったときにとめるホックが付いていません。
しかしホックがなくても、V字になるように襟元を内側に折ったまま裏技をすると、襟元も内側に折れた状態を維持してくれます。
写真は向かって左側のみ裏技をしています。
裏技をした方は、胸元からしっかり外側に広がっていますよね。
インナーダウンはこんな場面で大活躍!
ウルトラライトダウンをコートの中に着るというのを知ったのは数年前ですが、しばらくは違和感があり受け入れられず、試すことすらしませんでした。
ダウンは一番外側に着るアウターというイメージが拭いきれず…
でも中に着ていても見えなければありかも!と思い始め、ウルトラライトダウンジャケットではなく、襟がないコンパクトジャケットを知って買うことにしました。
しかも着用してみて気づいたのはウルトラライトダウンは薄いから、コートの下に着ても違和感がありません。
最初にも書いた通り、チェスターコートみたいなアウターは真冬には心許ないですよね。
でもダウンだとちょっとカジュアルだし…
という場合でも、インナーダウンを中に着れば、着たいアウターが着られるようになりますよ。
ダウンが不要になったら脱いでコンパクトに
暖かくなってきてウルトラライトダウンがなくても平気と思ったら、脱いで畳んで付属のポーチに入れればペットボトルくらいの大きさになります。
荷物が増えることをそれほど気にすることなく、気軽に調整が出来ます。
反対のパターンで、今は寒くないけど夜遅くまでの外出だから寒くなるかも…という時にも持っていけば安心です!
レインコートの下にも
冬の雨の日。
レインコートを着たいけど、その下にアウターを着たらキツくなってしまうというときにもインナーダウンはオススメです。
昨年までは抱っこ紐をしていたのでレインコートは前を閉めて着ることが出来ませんでしたが、裏技を使っていたからウルトラライトダウンは見えていないはずです。
レインコートは前を閉めて着る方がほとんどだと思いますが、抱っこ紐をしているといった前が閉められない事情がある方はぜひ裏技使ってくださいね。
ちなみに、レインコートとインナーダウンで雪が降った日に都内で外出しましたが、寒くなかったです。
まとめ
ウルトラライトダウンのような薄手のダウンジャケットは軽くて薄くて持ち運びも出来るので、様々な場面で使えます。
しかし、この記事でご紹介した方法で、アウターと重ね着するインナーダウンとしてさらに使いやすくなると思います。
まだダウンの重ね着に挑戦したことがないという方も、今年の冬はぜひお試しくださいね。
コメント