私には年中(4歳)の娘がいます。
娘は3歳10ヶ月でほとんどの平仮名が読めるようになり、4歳になった月に見本を見ずにほとんどの平仮名を書けるようになりました。
夏休みの退屈しのぎにと軽い気持ちで平仮名の練習シートを買い、私が教えることはほとんどなく娘が一人で使っていただけですが、それから2ヶ月で全て読めるようになっていました。
それまで私が教えようとしても途中で飽きてしまって一切覚えようとしなかった娘が、突然みずから楽しんで字を覚えてくれるようになった練習グッズだったので、同じようなお子さんがいたら参考にしていただきたいと思い紹介することにしました。
水で色が変わる練習帳
私が購入したのはこちらです。
PILOT社の「何度でもできる!れんしゅうシート」の「ひらがな・カタカナ」です。
ペン先から水が出てくることで、シートをなぞるとその部分の色が変わる仕組みになっているもので、似た商品はたくさんあります。
しかし、私が購入した「何度でもできる!れんしゅうシート」は、子供にも扱いが簡単で、水がこぼれたり、後片付けが面倒ということもないので、親もほぼストレスなく使うことが出来ます。
使っている中で「ほかの商品よりいいな」と思った点や、一部使いづらい部分があり自分で改良したところなどあるので、紹介したいと思います。
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お気に入りポイント
私が使うわけではないので、娘がどう思っているかは定かではないのですが、私はいいところしか思い浮かばないくらい気に入っています。
少しだけ使ったり見たりしたことがある他の商品と比較しての説明となってしまうことをお許しください。
鉛筆より気軽に出来る
紙の練習帳は、薄っすらと書かれている見本をなぞったり、次は自分で書いてみたりするようになっていますよね。
娘は、上手に出来なかったり、自分の字が形となって現れるのが恥ずかしいのか、嫌がってなかなかやりませんでした。
私もついつい「もう少しこうした方がよかったね」などと指摘してしまい、さらに嫌がってしまうという悪循環。
しかし、「何度でもできる!れんしゅうシート」は水で濡れることで、もともと書かれている字が浮かび上がる仕組みなので、最初は書くというより塗り絵のようにして遊んでおり、次第に線に沿ってなぞるようになりました。
自分の字ではないから嫌な気持ちにもならず楽しかったようです。
リーズナブル
お店によりますが一つ1,000円以下で購入出来ます。
繰り返し使えるものだったら1,500円くらいでもいいかなと思っていたので、それよりもお手頃でした。レビューも良さそうだったので、迷わず購入!!!
3歳児でも知っている物の名前かつ、ややこしくない絵
子供向けの字の練習帳には、その文字が頭文字となっている単語が例として挙げられ、あわせてイラストも描いてあるものが多いと思います。
この商品を買う前にもひらがなを覚えるための本を買ったことがあるのですが、その本は例の単語の絵が3歳児には馴染みのないものが多くて。
たとえば、『ち』という文字とともにティッシュの絵が描いてあります。「ちりがみ」です。
娘本人を含め家族・親戚の中でティッシュをちりがみと呼ぶ人がいないので、ティッシュの絵なのになぜ『ち』なのか、理解できていませんでした
一方、「何度でもできる!れんしゅうシート」であげられている例の単語は3歳児でも知っている物が多く、絵も紛らわしいことがなかったので、勘違いして覚えた文字は一つもありませんでした。
使い方&後片付けが子供でも出来るほど簡単
友人の家で別の商品を使っているのを見たときは、コップに水を入れてペンを濡らす仕組みの物で、水が垂れる・水をこぼすで大変だと言っていました。
一方、「何度でもできる!れんしゅうシート」はインクの代わりにペンの中に水を入れるタイプなので、キャップをしっかり閉めてあれば水がこぼれることはありません。
キャップは子供でも開閉出来るので、娘が自分で準備も片付けもしています。
使い終わったら中に残った水を捨て、キャップを外したまま本体とキャップをそれぞれ付属のホルダーに付けて乾かすようにしています。
かなだけでなく、数字やアルファベットもある
ひらがなをおぼえたら文字だけでなく数字にも興味を持ったので、さっそく数字も追加購入しました。
お手頃価格でよかった!
数字はかなに比べると覚えるものが少ないので、数字以外のページは時計や運筆の練習が付いています。
数字もただ数字が書いてあるだけでなく、個数を塗って数えることで覚えられるようになっています。
こちらもスムーズに覚えられました。
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最近は自分自身の名前のローマ字に興味があるようなので、アルファベットも購入予定です。
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使いづらい箇所は100均で改善できた!
いい点ばかりを紹介してきたのですが、実はどうしても使いづらい点がひとつだけあります。
1セットにつき4枚組で、その4枚をまとめるための輪っかと、ペンを固定するホルダーがくっついているので、使っていないページを後ろにしようとするとホルダーが邪魔なんです。
この状態で無理やり使って、シートが折れてしまったこともあります。
そこで、単語帳などに使う、シンプルな丸いリングを購入しました。
これなら単語帳と同じように、使っていないページは後ろにまとめておくことができます。
シートをまとめるのは丸いリングで、もともと付いていたリングはさらにそこにはめて収納時にペンを固定するためだけに使用しています。
使用するときは器具ごとリングから外して、使い終わったらペンを装着してまたリングに付けると約束しているので、購入して一年以上たった今も、紛失や破損などしていません。
楽しく文字を覚えられる仕組みがいっぱい
娘の友達を見ていても、ひらがなを書けたり読めたりできるようになるには個人差が本当に大きいです。
まわりの友達ができていることに焦って、家で教えたり習い事に行かせていたお友達もいるのですが、なかなか習得はできていないようです。
かつての私・娘もそうでした…
身に付けるため、続けるためには、まず子供自身が文字に興味を持つことや、楽しみながら練習ができることが大事だと心から実感しました。
「何度でもできる!れんしゅうシート」はぬりえ感覚で始められるものなので、ぜひお気軽に試してみてくださいね。
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